温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

小豆島の旅 その3 ガイドと「迷路のまち」

小豆島観光スポット 日本一狭い(ギネス認定)土渕海峡

海峡とは?「 陸地にはさまれた海の狭い部分 」だって。

この海峡横で ボランティアガイドさんと待ち合わせ。
それらしき人が、やってきたけど・・・・
車から降りてから ダラダラと支度して
なかなかこちらに来てくれない。

(あぁあーまたきょうも若い女性ではなくて
         オバサンかあ・・・・)ぐずぐず
心では、早く行かねばと思っているけど
体は正直。自然にぐずぐずしてしまう。そんな感じ。

これから我々は、このガイドさんを始めとして
4人のお爺さんと遭遇する事となる。

小豆島に沢山植えられているオリーブの木

黒い実をガイドさんが取ってくれた。
オリーブは熟すと黒くなるんだって。
グリーンもブラックも同じオリーブの実なんだね。

「 食べてみて 」
「 生で? このまま? 」

素直な性格の二人の友人が食べた。

「 ウゲゲゲーー!!! 」
「 キャー渋いー! 」

「 ウヒヒ 」

嬉しそうなガイドさん。

「 塩漬けにするから渋が抜けて食べられるんだよ。」

ガイドさんに付いて迷路のまちを歩く

昔は何処にでもあったような路地。
ガイドさんも「 迷路たって何にもないわ 」だって。

この辺で ガイドさんのガイド仲間に遭遇。
二人目のお爺さん。
自分のガイドの番ではないらしく 犬の散歩中。
なのに、私たちに早口で必死に ガイドしてくる。

「この家は誰も住んでいないから
    公衆トイレにすればいいと思うんだよ。」
「俺と同い年くらいでしょ?」

まさかぁ ご冗談でしょ。
と思ったら、我等より ひとつしか年上じゃなかったっ!
こんなお爺さんと・・・・とほほ。ウソかもしれないけど。

りっぱな三重塔の下に 防空壕跡が。

交差点の所で第三の爺さんに遭遇。
ガイドさんに挨拶したらすぐ消えたんだけど
手にアイスカフェオレを5個持って すぐ戻ってきた。
私たちのために持ってきてくれたのだ。
折れた心が、少し癒される。

ガイドさん「俺の分もあるのかー」と意外そう。
いつもの行程じゃないのかな? 特別?

するとカフェオレ爺さんの横に車が停まった。
運転席には、また爺さん。これで4人目。
多いなー。会うのはお爺さんばかり。

ガイドさんに「 楽しかったです。」と
4人で1000円という規定のお礼を渡すと
「 私も楽しかったです。」と言ってくれました。

ファーストコンタクトとは少し気持ちに変化があったみたい。