きのう夜から今朝まで台風の影響ですんごい風だったよー。
お陰で、やっぱりTVずっと見ちゃったよー。
夕方の再放送ドラマはきょうまで「恋人よ」だった。
鈴木保奈美と岸谷吾郎、鈴木京香と佐藤浩市。
脚本はこの前、自ら命を絶った野沢尚だ。
ところどころに「こっぱずかしい台詞」が散りばめられている。
やっぱりトレンディドラマの脚本家になるには、
どんなにこっぱずかしくても平気な顔して書けなくっちゃダメなんだろうな。
「心で燃える愛」が信条の保奈美の浮気を疑って
夫役の浩市が後をつけるシーンで、
フランスパンを抱えてる保奈美に
「今夜はフレンチですか? 奥様」なんて心の中でささやく。
肉屋で「合びき200グラム。」というと
「ミートローフと見た! 賭けてもいい。」だと。
オリンピックでフジTVの女子アナなんかが
「鳥肌たちましたねー!」 なんてやたら言ってたけど
「鳥肌たつ〜〜」なんてぇのは、こういう台詞を聞いた時に言うのじゃない?
試しに旦那に
私 「ミートローフって知ってる?」と聞いてみた。
旦那 「何だそれは?」 らしい。
旦那も長く生きてるから、
ミートローフの2枚や3枚食べた事あるとは思うんだけど
口に出して 「ミートローフ」なんて言った事はないはずだ。
ましてや、女房が合びき肉を200グラム買ったからって
ミートローフとむすび付くはずも無く
「きょうはピーマンの肉詰めと見た、賭けたろか?」というのが関の山だ。
何が言いたいかよく解からなくなっちゃったけど
事ほど左様に、リアリティの無いドラマなんだけど
恋愛ドラマなんだから、リアリティなんてものは要らないね。
ただ、フレンチやミートローフがオシャレだと思っていた
「時代」と「死んじゃった野沢尚」がちょっと悲しかっただけ。