母と映画に行った。
「地下鉄に乗って」
正直やや長い。2時間。
中ほどクライマックスで泣ける所の
ちょっと前。たるむ。眠くなる。
しかし寝てしまっては、一番泣ける場面で寝てしまう。
私は寝ないで良かった。
んが、母は寝ていた。
主婦としては「愛人肯定」みたいで、何かむかつく。
何故かその他大勢のTopに名前の載っていた
主人公の妻役・中村久美が
年取っていて悲しかった。
若い愛人が憎い。
タイムスリップのキッカケの地下鉄の走行シーンは
単一でヒネリがまったくなし。
過去シーンはセピア調で雰囲気あって素敵なのに
なんだか唐突に飛ぶところがウソ話くさくて残念。
ウソ話なんだけどさ〜。
もうちょっと流れをスムーズにしてもいいよね。
惜しい。
主人公の父に対する考え方が変わる理由が、
「妻の立場」の私から見ると説得力に乏しい。
でも「きっと、浅田次郎の原作は素敵な話なんだろうな」
とは想像できる。