「Dr.パルナサスの鏡」見てきた。
撮影中に突然亡くなったヒース・レジャーの役を
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が
受け継いで完成させたという映画。
一人の男の役を4人で演じている。
ジョニー・デップとジュード・ロウが出るのに
見ないなんて考えられない、と思ったのだけれど
出てくるのはワンシーンずつで特にジョニーデップは短い。
主役を演じる4人の事ばかりが話題になってしまっているが
実はそれ以外の個性的な俳優陣が印象的に活躍する映画なのだった。
「ダークナイト」を見ていないので
ヒース・レジャーは知らなかったのだけれど
今回の役では個性的で存在感のある俳優なんだなと思った。
さらにセクシー。
映画の内容は、正直いってよくわからない所もあるが
ひと言でいうと
Dr.パルナサスの一座の出し物は、
鏡の向こうの「イマジナリウム」で人々が
自分の心の中の欲望を形にして見る事ができる、
というもの。
物悲しくて怪しくて、晴れた青空に夜の漆黒、美しくて醜悪な映像を
個性的なムードたっぷりの音楽が盛り上げる。
結末も救いがある。
やっぱ映画ってこういうものでしょ、と思う。
最近貧乏な日本映画ばっかり人気で
お金かけてる洋画(アバター以外)は、
なかなか人がはいらないそうだけど、
私は、一年後にTVで見られるような映画
じゃない映画が見たいな。
次はこれだぁ。