温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

「よむはまいにち」というのもあったな

きょうは、朝から鼻水とくしゃみが止まらない。
ついに私も風邪をひいたか?
鼻水が出ていると、なんだかあたまがボーッとして、脳内麻薬が出ているみたい。

こちらに来てから、ずっと「?」と思っていたことが、またひとつ解決した。
(パチパチパチパチパチ)

こちらの地元紙「北國新聞」。
ここに引っ越して来るまでは、聞いたことも無い新聞だ。
が、この新聞は地元の「北國銀行」同様に、
この地方の中心で、すべてを牛耳っているといっても良いほどのメディアだ。

TVでもたびたびスポットCMを流している。
出てくるのは石川県出身女優・田中美里
北國新聞」の配達少年が自転車で通り過ぎながら美里に
「おはようございます」という
「おはよう」その姿を振り返りながら見やる美里。
と、その一瞬、100年前の昔の風景から現代に変わる。
100年以上もの間ふるさとに密着している新聞というコンセプトなのだ。
そこまでは、いいのだ、ありがちだ。
が、その後、美里の最後の決め台詞がこうだ。

「みんな読めよ 北國新聞

なんちゅう不遜な、いいざまや!
ざけとるな!
何様のつもり?
と、思った。
いや、我が家も「北國新聞」読んでいるのだが。

しかし、何度も聞くうちに、「みんな読めよ」ではなく
「みんな読むよ 北國新聞
だということがわかってきた。
美里の発音のせいなのかどうかは、別として、
どうなのか?この日本語。
おかしくないか?
日本語ではあるが、なんだか、しっくりしないこの感じ。
方言か?とも思っていたが、
夕べ、その理由がはっきりした。

売店は、新聞を新聞紙として廃棄する時に使えるように、
大きな紙袋をくれるのだが、
そこに謎を解く鍵が有った。

新聞を整理しながら何気に紙袋を見た。
そこには、電話番号が大書してあった。

367ー464

「みんな よむよ」  とルビがふられて。
6は「ん」か?

以前CMの仕事をしていたのだが、
何故CMやキャッチフレーズには
「ダジャレや、語呂合わせ、親父ギャグ」が多いのか?
という理由を知っている。

企画したり、作る人間、代理店レベルまでは、若い人間が多いのだが、
CMを発注する側、企業の最終決定権を握る人間が
オヤジなのだ。
つまり、どんなにセンスのイイCMを作ろうとしても
最後に決定する人間が「オヤジ」であるので企画が通らないのだ。

今は、年功序列が破壊されているのでどんどん良くなって来ているだろうが
まだまだ、ダジャレや語呂合わせは、はびこっている。
おぼえ易かったり、利点もあるけどね。