きのう「歌の大辞典」を見た。昭和54年のヒット曲と現在のヒット曲。
見ててつくづく思ったんだけど、
TのNって今売れてる歌手の中でもダントツに歌が下手だなー。
う〜ん、下手というのは違うかな?
上手とか、テクニックとかそういうレベルじゃない、
本人が血が滲むほど努力してもトレーニングしても、
手に入れることの出来ない何かが足りないのだ。
人をしあわせな気持ちにして、心地よい、快い、
それが歌だと思うんだけど、
彼の歌を聞いて、一度もそんな気持ちになったことが無い。
それどころか、巻き舌で歌われたりすると、
ムカッとして不愉快になる、そんな唄だ。
TのNは背が高くって、ハンサムで
性格もとっても良さそうな好青年だし、
芝居もなかなか好感が持てる。でも何故か歌を聞くと腹が立つ。
彼は現在の2位で、
昭和54年の2位はジュリーの「カサブランカダンディ」だった。
わたしはへそ曲がりなので、
ジュリーのようなみんなの人気者にときめいた事が一度もないのだが、
きのう彼の唄う様を見て
「やっぱり、人気だけじゃないな。歌がうまいよー」と感心した。
1位の「YMCA」の秀樹もうまいよなー。
TのNが生まれながらにして持っていないものは
センスのようなものなのか?
本当に不思議だ。
やたらCMに出てるけど、唄わせるのはやめて欲しいなー。