温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

昼ドラマ「緋の十字架」

お昼のドラマ「緋の十字架」。
主人公ナオヤ西村和彦の初恋の人ユキエって
もう死んじゃったんだけど。
誰かに似てると思ったら、すぐ気付いたよ。

「からくり人形」だ。
優しい顔していると思ったら次ぎの瞬間
目をむき出して吊り上げ、牙みたいな歯で
グワッと般若の顔になる、そんな人形。
彼女は、時々目をむくので怖かった。

このドラマは最初、エツコ役の喜多嶋舞
悪役なのかと思ってたんだけど、
今となっては、エツコだけがまともな人間だと思うね。
主婦の私は、エツコの気持ちだけが共感できる。

どいつもこいつも変な奴ばかり。
特にカオル、あいつが「カオルは」とか「オジサマ」と
いうたんびに身の毛がよだつっちゅうの。
散々世話になって、目の手術までしてくれた大河内家に
ナオヤに振られたという理由だけで復讐しようとするし。
主人公は、子供の頃から育ててきた娘が大きくなったら
手をつけちゃったくせに、被害者ヅラして。
やってる事は2人とも鬼畜だよ。

なのに「カオル」を「汚れを知らない」とか「美しい」とか
絶賛する父親と息子。
取り合ったり、譲り合ったり。
わけわかんない。そんなにいい女かな?
説得力ないよね。

主人公は自分の本当の娘も可愛くないほど
カオルに魅入られちゃってるのも解せない。
そんなに下半身中心思考か?

鬼畜の主人公に、思い入れしろって言う事に無理があるよね。
珍しいTVドラマだと思う。
西村和彦も、よくこんな役やるよね。

じゃあ見なきゃいいじゃん、ってことなんだけど
いつもこの枠のドラマは、つい見始めちゃって
途中で止められず
イライラして文句言いながら見つづけて、終わっちゃう、
っていうパターンなんだよね。
でも、今回は、かなり後味悪い記憶になりそう。

得したのは喜多嶋舞だけ、かも。