日曜に福井に行く道すがら、
トイレに行きたくなってしまった私。
旦那がパチンコ屋さんに止めてくれた。
ちょっと寒かったんだけど、
ドアを開けた途端、ぴゅーと風が車の中に吹いた。
私は先週、車を降りる時にお金を落としてしまって以来
車のドアを開けるたびに
「あーあの5千円札 今頃何処らあたりに・・・・」
と 遠い目になっちゃうんだけど
私 「先週もぴゅーと風が吹いて(車の)後ろの席あたりに
5千円飛んで行ったって事、無いよね。」
と降りる間際に旦那に言った。
パチンコ屋さんのトイレは3畳くらいある超豪華大理石造りで
びっくりしながら出てきたら
お店の中にはお客さんが 5〜6人しか居なくて
2度びっくり。
その上、私にタダでトイレ使われて、フンダリケッタリだな。
その話を旦那に面白おかしく話してやろうと急いで戻ったら
旦那がニコニコしている。
旦那 「ホラ」 と、エアコン吹き出し口を指差す旦那。
5千円札がヒラヒラしている。
私 「何?これ?」
旦那 「お前があんな事いうから探してみたんだよ。」
私 「ええっ!( ̄□ ̄;)」
旦那によると、運転席の左側、
ギアと椅子の間の隙間の後ろの方に挟まっていたんだそうで
私 「何でそんな所に・・・・」
旦那 「わしが訊きたいわ」
私 「だいたい、あの時なんでもうちょっと
よく探してくれなかったのよ。
そんな所私には見えない所なんだから。
もっと早くさがしやがれい!」
旦那 「なんやねん。
あの、すれちがったオジサンの事疑っちゃってさ。」
私 「うん 悪い事したなあのオジサンには。
悪い人じゃなかったんだね。」
旦那 「だからわしが、オジサンは何にも拾わないで
普通に車に乗ったよ、って言ったじゃないか。」
私 「きのう私が、正直者だったから
神様が返してくれたんかしらん?」
旦那 「謝礼は千円でいいや。」
私 「なんでやねん。」
なんだかもう、訳わかんなくなっちゃったけど
禍福の帳尻は、ほぼ プラマイゼロ ってとこでしょうか。
今のところはね。
でも、またきっと何か有るよね。