映画「20世紀少年」を見た。
私の30年近い愛読書「ビッグコミックスピリッツ」に
連載されていた漫画が原作。
この漫画を読んでいた人とそうで無い人とでは面白さが違うみたい。
げんに旦那は、漫画をほとんど読まない人なので
「20世紀少年」がなんなのかほとんど知識はゼロ。
で、
旦那 「よくわかんない。」映画だったみたい。
相当期待して行った私は私で、
漫画のストーリーを知っているばかりに、
初めの方の、ウミボタル刑務所での
漫画家役の森山未来の説明セリフが
ダラダラしていて長くて長くてイライラしたよ。
でも、漫画の登場人物そのままで実写版にした感じがワクワクする。
見た目で配役したせいで、主役級がずらっと並んでいるし。
特に、宮迫のケロヨンは
「あっ、あの人似てる!」ってよく気づいたと思うな。
一番似てないのは主役ケンジ役の唐沢寿明だね。
子供たちなんて漫画からそのまま出てきたみたい。
よく見つけてきたなー。特にオッチョ役の子。
脇役もフミヤや片瀬那奈や及川ミッチーやらオリラジやら
研ナオコや竹内直人やタカトシやら
かぞあげたらキリがないほどビッシリ豪華なメンバーで
それを見るだけでも楽しい。
ストーリー的には旦那が言うように
「漫画原作だけあってあまりに理不尽な内容だな。」だけど、
映画なんだから、だいたいそんなもんだろう。
私としては、ストーリーがどうこうよりも
漫画とおんなじ様に実際の人が動く事が面白いので◎。
だけど、漫画を見ていない人はイマイチかもね。
それから、年代的に私世代の話なので
私が妙に受けちゃう場面でも若者たちは全然笑ってなかった。
年代的にもこの映画が面白いか面白くないかのギャップがあるね。
あと、これだけは「ちがーーーう!」と思ったのは
トモダチの覆面の素材。
あんな真っ白のTシャツみたいな安っぽいツルンとした生地じゃなくて
生成りの麻混みたいなザラッとした素材だと思うんだよ、私は。
あれは違うと思う。漫画で見ていたのとは絶対質感が違う。