きょうは、旦那が広島に行ってしまった。
義父が具合がよくない。
気が済むまで会いに行かせてあげたい。
で、一人の土日。
ほんとだったら、味噌煮込みうどんか、ラーメン食べに行くんだけどな、
こんな寒い日は。
結婚前は、ラーメンというものをあまり食べなかったが、
ラーメン好きと暮らすようになって、麺くいになった。
おいしいと聞けば、遠くたってへいっちゃら。
有名店は行ってみないと気が済まない。
愛知近辺はもちろんの事、遠くは、熊本の「こむらさき」、
博多の「一風堂」、和歌山「井出商店」、東京恵比寿「香月」。
ラーメン博物館には、5回ほど行った。
愛知には、全国区で有名なお店はあまり無い。が、先日ワイドショーで
紹介されていた、半田市「一八」。塩ラーメンがおいしいので2回程行った。
しかし、私と旦那には大事に大事にしている一軒のラーメン屋がある。
ここだけは、特別なんである。
7〜8年前に初めて行ってから、1〜2ヶ月に1度位だが通いつづけている。
もう、ここのラーメンはラーメンを食するという域は越えてしまって、
作っている御主人の人生を食する、という感覚にまで到達してしまった。
ガスの火をノギスで測って決めていくと言うほど、誠実に真剣に
ラーメンを作っている御主人とは、ほとんど会話した事がないのだが、
そのラーメンを食べるたびに、彼のハートがガンガン伝わってくるのだ。
つくづく料理はハートだと思う。
おいしいものを食べさせたい、そんなハート。
愛想が良くて働き者の奥さんが、盛り付けるトッピングもバランスが絶妙だ。
しずかーーーに常連になったわたしたちは、行けば黙っていても
いつもの好みのラーメンを出してくれるまでになった。
あーーー食べたい!