温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

謎のよだれ事件(前編)

今朝、洗面所に足を踏み入れた私は、すぐにそれに気がついた。
リノリュウムの床の上に、きらきら光る水溜り。
顔を近づけてみると、その液体は透明で10ccほどの量だろうか。
水か?とさらによく観察すると「ねばついている液体」のようだ。

鏡の前で顔を洗っている旦那に
「もう、こんな所によだれたらさないでよ!」とどなりながらティッシュ
拭き取る。やはりねばついている。

旦那は「なんのこっちゃ?」と言う顔。
(いつのまにか、演技力をあげたわね!しかし、何故?彼は何の目的で?
こんなに大量のよだれを・・・。)

犯人は、私では無いという事は、旦那だ。これはもう、消去法で決まりだ。
故意か、過失か?
(ここは、過失と思うのが自然だ。・・・とすると・・・。)

「夕べ、歯を磨きながら、ここら辺に落ちてたゴミひろったり・・・しなかった?」
わざわざ、ゴミを拾う仕草をして、旦那の記憶を呼び起こそうとする探偵。
旦那「いいや」
あっさり、否定する男。

(他にどんなシチュエーションがあるというんだ!?)
(まてよ!現場100回というではないか、一番最初に戻って、考えを整理するんだ。)
(床のよだれに顔を近づけ・・・って、いかーん!!!!!証拠が、証拠のよだれが、きれいに拭き取られている。きっ!証拠隠滅したな!)
と髭をそってる男をふりかえる探偵。
(いかーん!隠滅したのは、他でもないこのわたしだった。)

そうだ!そもそも、あれは、本当に「よだれ」だったのか?
記憶の糸をたどり、この45年間に見た、「透明でねばねばした液体」をリストアップしていく。
そのとき、彼女の脳裏にフラッシュバックのように蘇った光景は・・・。

    ★★★★★★驚愕の後編!乞うご期待!★★★★★★
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