なんだかここ2〜3日、旦那が熱心に「岐阜るるぶ」を見ている。
もうすぐ年度末なので、ひと段落するらしい。
温泉大好きな、旦那は行きたくてしょうがないのだ。
バッテリーとタイヤで6万円捻出しなきゃならない私は、
「金なら無いんだ!」
この言い回しは、日本語として変だが、我が家の常套句なのだ。
遠い昔、私がまだ若かりし頃、新橋の横断歩道前で信号待ちをしていた時、
「真昼間にど真ん中直球」のナンパをされた。
「おねえさん、オレと遊ばない?」
「は?」あまりにシチュエーションとギャップのある言葉に脳みその働かない私。
と、そのオヤジは持っていたアタッシュケースを高々とかかげて、
「金ならあるんだ!」
と自信たっぷりに叫んだ。
その話を旦那にして以来わが家では、「金」の後には必ず「なら〜!」と付ける事になっちゃった。
とにかく、暇ならあるんだ!お金は無いんだ!