温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

実家へ(4)

明けて翌日。
母が買って来てというので、近くのケーキ屋さんでフルーツケーキとクッキーを
60個程、購入。
こんなに買っちゃって、もし、受け取れないなんて言われたら、どうしましょ。

昼過ぎ病院に行くと、母は今や遅しと用意して待っていた。
杖や、薬を薬局に買いに行き、戻ってきて先生や看護婦さんに挨拶。
60個全部先生に「皆さんでおやつに召し上がってください。」と渡すと、
「どうも、ありがとうございます。」とこころよく受け取ってくださった。
よかったー。

水をのむことと、杖を使うクセを付けるようにと先生からいわれる。
水分は、一日2リットル飲んでも多すぎないらしい。

リハビリの先生や、同室の患者さん達にもご挨拶。
良くいうと愛想の良い、悪く言うと八方美人の母は、すっかり皆と仲良しになっている。
タバサの世渡り上手は、この人に似たんだろうか?

帰りの車の中、昨日の私の苦しみを訴える。
これからは、わたしの言う事を聞くように約束させる。
水も一日2リットル飲む事。
出かける時は杖を必ず使う事。

思いのほか回復している母。
気を許すと家の中を走ったりしている。
今度足の骨でも折ったら、またみんなに迷惑かける事になることを
コンコンと説経する。
ボケるきっかけは、足、という事が多いらしい。
それだけは絶対避けたい。歩行だけはいつまでもしっかりしていて欲しい。

一週間後の木曜日に病院に来るようにいわれたので、来週までは取りあえず居る事にする。

そういえば、タバサを呼び戻し、毎日の散歩も練習しなくては・・・。
先生も犬の散歩は、大変大事とおっしゃっていた。