旅に持って行った乃南アサの「暗鬼」だが、
なんと!
2日もかからず読んでしまった。
文庫の字が大きい上に、難しい単語がまったく無いので楽勝だ。
読んでも、読まなくっても別に良かった。
わたしのこれからの人生に1ミリ程の影響も与えない。
これぞ!「娯楽」かも?
あまり早く読んでしまったので、母の読み終わった本をもらう事に。
桐野夏生「OUT」。
これは、厚い上に「上下巻」あるので、ちょっと時間がかかりそう。
TVで田中美佐子が主演でやっていたドラマの原作らしい。
ドラマは見ていなかった。
何故見なかったのか?
「OUT」というタイトルが良くなかったかも?
小説としても「OUT」という題はどうかな?
最近映画も公開されたらしい。
映画としての「OUT」という題名は良いかも?
ちょっと、つかむかも。
主役は原田美枝子。
小説を読んでいると、主役の雅子は田中美佐子になったり、原田美枝子になったり
するのだが、どうも原田美枝子が田中美佐子を押しのけ押しのけ、ついには
突き飛ばし、消してしまった。
イメージは原田美枝子の方がピッタリなのだ。
TVでは、椎名桔平が出ていたみたいだ。
どの役なんだろう?
私の中では、出てくる男、出てくる男、みんな椎名桔平が演じている。
母は、すっかり桐野夏生のファンになってしまったみたいで、
他の作品も本屋さんに注文していた。
私も初めて読んだけど、無駄な情景描写とかが無く、すっきりした文章で好感もてる。
しかし、これで、また「坂の上の雲」第3巻にとりかかるのは、遅くなりそう。