温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

あれから、どうした!

きょう、ついに雪が降った。
金沢に来て、積もった雪を見たのは初めてだ。

もうそろそろ年賀状の住所書きをしようかな?と思う。

年末になると、生まれて初めてやったアルバイトの事を思い出す。
高1の冬休みに年賀状の仕分けのアルバイトをした。
小さな頃からコマゴマしたことが大好きな私。
年賀状を町名番地ごとに棚に仕分けしていくなんて、楽しい事を一日できて、
しかもお金がもらえるなんて!夢みたい!と思った。

友だちと2人で応募して、採用されて、さあ初日、
がんばるぞーっとはりきって、一日すんごく楽しく仕事した。
ハガキの山がドンドン小さくなって、無くなって、きもちいいい〜。
んが、その楽しさは初日で奪われてしまった。

2日目の朝、楽しく仕事しているところに、局員のおじさんが現れた。
「えーーーっと、君と、君と君ね。」
何十人かいる中で5〜6人の女の子を指差した。
その内の一人は私。
「へっ?わたし?」
友人の方を見たら、小首をかしげている。
「こっちに来てね。2階だから。」
と、おじさんの後に付いて行くと・・・。

そこは・・・。
これから書くことは、あくまでも30年ほど前の某町の本局の話であって、
今現在の話では無いので、誤解の無いように。

で、きのうの事だ。
きのう、近江町の市場の魚屋さんで買物した。
「真ダラの白子」がとっても美味しそうだったので買おうと思った。
旦那が「タラも買って鍋にしよう!」というので
見ると、お皿に山盛りで600円。
量が多すぎるので、お兄さんに交渉。
私「ねえ、白子も買うから、あのタラ半分だけ売ってもらえないかしら?」
お兄さん「あれですか?あれはちょっと分けられないです。」
私「(ちっ、ケチ!)どうしても食べたいの?」と旦那に聞くと、
旦那「うん。」というので、仕方なく
私「じゃあいいわ、両方ください。」

(何故お兄さんが「分けられない」といったのか、後から分かった。
タラの半身分を全部ぶつ切りにして、お皿に盛っていたからだった。)

で、会計なのだが、2000円出した私に、お兄さんは900円おつりをくれた。
しばらく手に握っていて後から、なんか多い?と気付いた。
その場で気付いても、絶対に自己申告したりしないが・・・。
白子1100円、タラ600円、合計1700円。
のところ、900円のおつり。

タラ一皿まるもうけ!まるもうけ!あっまるもうけ!
へっへっへっ わたしって悪人?

でも、なんであのお兄さん間違えたのかな?
ほとんど脈略のない間違え方だな・・・。
旦那は「まけてくれたんじゃないの?」という。
こういう人だ。
箱入りオヤジだ。世間知らずもはなはだしい。
半分売ってくれと言った私に、ダメと言った人が、
タラ全部おまけしてくれるか? 否。
なわきゃ、ないっしょー。
そんな不思議がまかり通るほど、世の中甘くない。

(やっぱり、この人は私が守ってやらなきゃぁ。)
などと思いつつ食べた
「タダのタラ」
の美味しい事ったら、ありゃしませんでした。