旦那の兄が、知らないうちに脳梗塞をやっていたらしい。
なんか、めまいがしたことがあって、それを義母に言った所、
「脳に何かあったらいけないから、診てもらったほうがいい」
といわれ、病院に行ったら「脳梗塞」をしていた。らしい。
今年54歳。
なにせ、コレステロール値が330もあるのに、
「遺伝・体質」と片付けて、ビールや魚卵、ハンバーガーなんかが大好きで
際限なく飲み食いする奴(でも痩せているので余計に腹立つ)、
それを兄嫁は、どうなってもいいと思ってか、放ったらかしていた。
なるべくして、なったんだけど
脳梗塞って怖いなー。
脳が「壊死」しちゃうんだって。
その傷跡は生涯、脳から消えないらしい。
壊死した部分は壊死したままなのだ。
治療することも、取り除く事もできない。
医者に「体の左側が痺れませんか?」と聞かれたらしい。
脳のその場所が壊死したら、左側に痺れが出るらしいが、
2cmの傷跡は、義兄の体には何の変化ももたらさなかった。
私は心の中で
「もともと脳が働いてなかったんじゃないの?」と思った。
ここだけの話、私は義兄が嫌いなのだ。
人の心の中に住むという、黒い悪魔と白い天使のキャスティングをするとしたら、
迷うことなく悪魔は義兄、天使は旦那にするだろう。
ひそかに2人は血がつながってないんじゃないか?とさえ思っている。
妙に人当たりが良くて営業向きなくせに、裏を返せば、自己中、ちゃらんぽらん、軽薄。
何より、相手が弱い立場の人間とみるや、居丈高になる所がめっちゃ嫌い。
だから、どうなってもいいようなもんだけど、
義母を見てもらわなくちゃいけないんだから、早死にされてもこまる。
脳梗塞をしていたとは知らずに、電話で話した時
「お義兄さんもコレステロール値が高いんだから、お酢を飲んだ方がいいですよ。
旦那なんか、290が240ですよ。」
「いやー、先月から飲んでるんだよ、お酢ドリンク。
(脳梗塞をした後で、旦那の真似してのみ始めたらしい)
でも、医者が数値が全然変わってませんよ、っていうんだよね。」
「(ったりまえだ!)ひと月やそこいらで下がるんだったら、誰も苦労しませんよ。旦那は5年も飲んでるんですから。」
「へー」
この義兄の親友が、私の従姉妹の配偶者という縁で、旦那と知り合った私。
本当は、あの人は2人のキューピットなのだが。
この事実も「脳の壊死」と同じで、決して消す事ができない。