糖尿の検査入院していた母が、10日程で退院した。
2週間の予定だったのだが、成績が良かったらしく、早めになった。
インシュリンも出ているらしい。
病院のきちんと計算された食事、運動等の中では、そこそこの血糖値になっているらしい。
つまり、普段きちんとしてないという事が明白となった。
毎日注射しなくてよくなったのはいいけど、少し自覚してもらわないと困る。
母は、甘い物だけ気をつければいいと思っているみたいだけど、
どうも塩分も摂り過ぎみたいだ。
糖尿なのだから、薄味でなければいけないのに、普通の人より濃い味つけのような気がする。
東京生まれでお新香にも醤油をかけ、泳がして食べないと気の済まなかった父と
一緒に暮らしていたせいかも知れない。
口が酸っぱくなるほど、アホの子に言うみたいに噛んで含めるように諭しても
自分の好きな物ばっかり食べているみたい。
いいかげんにしてくれないと困る。
塩分の話で、お醤油のことに話が行って、それで思い出した話がある。
私は、ビートたけしにも北野大にもまったく思い入れはないのだが、
北野大の言っていた言葉でいつまでも忘れられないひと言が有る。
「小皿に出した醤油を、
流しに流して捨ててしまうと言う事は、
恥ずかしい事だという事を知って欲しいですね。」
それは、「醤油がもったいないから」という事では、もちろんない。
使いきれない分の醤油を小皿に出し、水と共に下水に流してしまうという事は
つまり環境汚染なのだ、という事。
その言葉をきき、その事に気付いてから、我が家ではこういう醤油さしを使っている。
これは、市販のラー油のビンなのだ。
きれいに洗って、醤油に詰め替えた。
頭のポッチを押すと一滴ずつ出す事ができるのだ。
この容器を使い始めて、旦那には
「お前はケチだな〜」
と言われたけど、よーくいいきかせた。
いい事がいっぱいあるのだよ、と。
まず、『無駄なお醤油を出さずに環境汚染に加担しない』
そして『一リットル1000円以上する醤油を買っても余裕』
思いのほか『使い勝手がいい』
そして何より『塩分摂り過ぎにならないように出来る』
今では、旦那も諦めて納得。