温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

  ゆず茶はとっても体にいいらしい

母が退院したあくる日、タバサも家に帰って来た。
トリミングの先生のお母様が車に乗せて来てくれた。
行くときは車に乗れる嬉しさで、ウキウキ気分で行ってしまったタバサ。

帰ってくるなり、庭をぐるぐるぐるぐる、ずーっと家の周りを走り続けたらしい。
よっぽどうれしかったんだろう。
可哀想に、いつ帰れるかわからなかったんだもんね。
13歳にして、走りつづける元気者に母がひと言。

「あの子は私より長生きするわ。」

きょうは、GWに実家近所に持って帰るお土産など買いに行った。
いつも母がお世話になっているので、欠かせない。

最近「ゆず茶」というものが流行っているらしい。
韓国のゆずジャムのようなものでお湯で溶かして飲むものらしい。
東京のカフェだか居酒屋だかでメニューになって、ブレイクしているらしい。

新しいものや、流行物は一度試してみなければ、気がすまない。
値段も手ごろらしいので、インターネットで買ってもいいんだけど・・・。
出かけたついでに、韓国食材の店や輸入物を扱ってそうな所に行ってみたが、みつからなかった。
「今流行ってる韓国のゆず茶ありませんか?」
聞いたこともないらしい。
やっぱり、北陸に流行がやってくるには相当な時間差があるらしい。

デパートの地下の輸入品コーナーにも行ってみたが、
「梅茶」という似たようなものしかなかった。

男の店員さんに
「今流行ってるゆず茶探してるんですけど?」
と訊くと、
「えーっと、あのー、ゴーヤ茶ですか?」
「(ゆず茶、ゴーヤ茶・・・茶しか合ってないじゃ〜ん。)いいえ、ゆず茶!」
「・・・・・う〜ん」
「韓国のもので、ゆずジャムのようになっていて、それをお湯で溶かして飲むんですけど。」
ここで、きっぱり「無い!」といわない所が、デパートの店員さんらしい。
「ちょっとお待ち頂けますか?今訊いて見ます。」
誰に聞くのかと思ったら携帯をかけ始めた。
たぶん卸業者に訊くのだろう。
「少々お待ちください。」というと、さっと奥の方へ入ってしまった。

(ここからは、私の想像)
「今お客さんがいらして、「ゆず茶」っておっしゃるんだけど、おたくに有りますか?」
「ゆず茶?」
「韓国のゆずジャムみたいで、お湯に溶いて飲むらしいんだけど。」
「ああ、ああ、扱ってますよ。」
「今流行ってるんですか?」
「東京で若い人に流行ってるらしいですね。」
「あっそー、じゃあ、2〜3ケース入れてくれますか。」
「はい、一週間くらい、いいですか?」
「わかりました。」
(ここまでは、あくまでも私の想像)

で、奥から出てくるなり、興奮さめやらなかったのか?
私に向かって「もしもーし」と言った。
(電話かけてんじゃないっつうの!)

「一週間後くらいに入りますが、入りましたらお電話いたしましょうか?」
「いえ、また来ます。(梅茶あたりを指して)このあたりに置いてありますか?」
「はい、ここでなかったら、あちらに積んであると思います。」
と、平積みのお薦めコーナー(目立つところ)を指差した。

はは〜ん、ポップに

「今、東京で
流行っています。」

って書くつもりだな?
まあ、対応早く、仕入れてくれるなんてうれしいから許そう。

みなさん、ゆず茶を金沢に導入したのは、この私です。(たぶん)