「MONSTER」(浦沢直樹)ついに全18巻読み終わった。
長かったけど、全然あきなくて、最後までドキドキしながら読めた。
しばらくは、漫画は止めとこう。
今は「ファイヤーボールブルース2」読んでいる。
「2」だから続きかと思ったらそうじゃなかった。
登場人物は同じだが、短編集になっている。
先週見たDVD。
「ジェボーダンの獣」と「うっかり八兵衛」じゃない
「たそがれ清兵衛」。
「ジェボーダンの獣」は昔のフランスが舞台で、実際にあった事件が題材だそうだ。
フランスっぽい、不潔な感じがよくでていた。
でも、SFXの獣がイマイチ。
ストーリーは、なかなか面白くて、理論的じゃないけど
最後まではらはらしてみることができた。
「たそがれ清兵衛」は、画面が暗くてイライラする映画。
ストーリーはどうと言う事もない一人の平凡な男のはなし。
そこが共感を呼んだらしいが。
沢山、賞を取ったのは、やっぱり「宮沢りえ」の功労かも?
たしかに個性的で一皮剥けた感じだ。
真田広之は好きなんだけど、
でもこの映画の主役は別の人のほうが良かったかも。
イイ男過ぎる。
イイ男が、汚い冴えない不器用な男を演じることに監督の狙いがあったのかも知れないけど、はっきり言って真田広之は映画で見飽きた感じ。
「ラストサムライ」にも、もちろん出るわさ。
いい脇役が何人も出ていたので、脇役中心に見ている私は忙しかった。
画面が暗くて、顔が最後まではっきり映らない、
清兵衛が最後に斬り合う男優。
顔が映らない事は承知済みか?
それとも試写で初めて知って愕然としたか?
清兵衛の下男。「釣りバカ」にも出てた(すっぽん養殖場の前任者役)
「学校?U」だったか? 智恵遅れの役をやらせたら日本一の男優。
セリフはちょっとだけど、画面に映るだけで、
存在感があるので怖いくらい。
出演シーンでは、私の視線は彼に釘付けよ。
でも、最後まで顔のアップなし。
これまた、ほとんど顔の映らない「りえ」の元夫役の大杉連。
声だけで、彼とわかった。
清兵衛の上司役の尾美としのり。
上の3人がほとんど顔の判別ができない状態なのに比べ、
一度だけ顔が映って、「おお、尾美としのりだ!」とわかった。
この4人いずれ劣らぬ個性と演技力有りだと思うのだが、
こんな扱いを受けても、山田監督の映画には出たいのだろうか?
出たいんだろうねぇ。