烏賊を沢山送って来た。
以前私が「子持ち烏賊が食べたい。」と言ったのを憶えていて
子持ちの烏賊が取れたら送って、と、お店屋さんに頼んでいてくれたらしい。
ついに烏賊も卵を抱いて、海の上の方へやってくる季節になったらしい。
子供の頃は、よく母が煮てくれたものだ。
最近は、見かけない。
たぶん、料理屋さんにみんな流れて行っちゃうのだろう。
金沢でも1軒だけ食べられる魚料理の店があるけど、
かつて2度しかお目にかかったことがない。
母に煮方を教わった。
目と口と皮を取り。
足を残したまま中に見え隠れする「墨袋」をつまみだす。
これがものすごく難しい。破れて真っ黒になっちゃう。
悪戦苦闘の末、甘辛く煮た。
お腹がぷっくり。
中はこんな感じ。
白い卵がギッシリ詰まっている。めっちゃ美味しい!