温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

真鱈の子

日曜日に、「真鱈の子」のすごくりっぱなのが手に入った。
「真鱈の子」は文字どおり、真鱈のお腹の中に有った子、つまり卵だ。
知っている人はよく知っているし、知らない人はまったく知らない。
私は子どもの頃から母に食べさせられていた。
母は鹿児島の人間なんだけど、
祖父が警察官で韓国の釜山に赴任していたのでそこで生まれた。
それで真鱈の子のような「寒い所の食べ物」も知っている。

真鱈はすごく大きいので卵も大きい。
タラコの10倍くらいの大きさなんだけど、
大きければ大きいほど、黒ければ黒いほどイイ。
これはあくまでも卵の入っている袋のことね。
粒は、タラコよりちょっと大きいくらい。

で、その大きいのを煮るんだけど、下手をすると
その袋がぎゅ〜〜〜〜〜っとちぢんでしまって
中のほうに味がしみなくなってしまう。

いろいろ試行錯誤して自分なりに調理法を開発した。
まず丸ごと(ナマコの大きいのみたい)蒸し器で酒蒸しにする。
中がまだ生の状態で、輪切りにして
出汁や砂糖、しょうゆ、酢を入れて煮る。

で、こんなんなりました。

中まで味がしみて、ほろっとくずれる。今回は成功。