温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

二人の妻を持つ男

パトリック・クェンティンの「二人の妻をもつ男」読了。
私にしては珍しく、厚い本を1ヶ月もかからず読み終えた。
面白かったけど、途中で犯人がなんとなく解かってしまった。
「一番犯人ではなさそうな人が犯人」というパターン。

富豪の娘の夫である主人公は、偶然再会した
別れた妻がすっかりうらぶれている事に動揺する。
そこから殺人事件が起こって、
今まで積み重ねていた物がガラガラと音を立ててくずれていく。

主人公の独白形式なんだけど
「私は彼女を愛していると悟った。」
と言っているのに、別のシーンでは
「私は彼女を愛していない事に気が付いた。」と
二転三転するのでちょっとイライラした。

次は宮部みゆきの「魔術のささやき」を読むことに。