週末のＴＶは、やっぱりＪＲ西日本の事故の話が中心だった。
サンデージャポンと言う番組に
「ＪＲに詳しい議員」と言う人が出ていて
「私は≪厳しい日勤教育≫が原因だと思います。
いじめに近い。トイレにも人がついてくる、お茶も飲まさない。
長い反省文をかかされる。草むしりをさせる。
で、３日目に自殺した人がいたんですね。人権侵害なんです。」
と憤慨していっていたけど、
なんだか怒りの論点がずれているような気がしてならない。
確かに懲罰が陰険で厳しかったのかもしれないけど
人の命を預かっている職に付いていて
ミスしたことで責任取らなきゃならない立場なんだし。
亡くなった運転手さんはお気の毒だと思うけど。
前出の議員は「安全とは関係ない小さなミスに対してもそういう
日勤教育をおこなっていたようです。」
といっていたけど、
小さなミスでもいつそれが安全を脅かしてしまう大きなミスに
繋がるかわからないのではないかしら。
私は、厳しい厳しいとマスコミに言われすぎて
公共の乗り物の乗務員の教育が
今までよりほんの少しでも「甘くてゆるい温情主義」の方に
傾いてしまうんじゃないかと心配。
そんなことは絶対無いと思いたいけど。
失われた尊い命を無駄にしないで、同じ事が起こらないように
効果的な「指導」「教育」にしていってもらえるようにお願いします。
