温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

戦争で勝てるわけない。

きょうは駅のほうまで行ったら、もう、そらあもう
いっぱい観光客いたわさー。

みんなGWだからって金沢に来るんだねー。

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巨人対広島 接戦で広島サヨナラ勝ち〜! 旦那もお喜びだろな。

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モームの「女ごころ」読了。
日本では昭和16年頃のモーム67歳くらいのときの作品らしい。
16年といえば第二次世界大戦が始まるか始まらないかの時
そんな時にイギリスの金持ちは、あんな生活してたんかい。

そんなにお金持ちじゃなかった旦那に死なれた美しき30歳の未亡人。
それでもイギリスからやってきて
イタリアのフローレンスの丘の上の別荘を、知人に借りて住んでいる。

「きびしくきりつめてゆけば自分ひとりがどうにか暮らしていける
くらいの収入だけだった。」

というのに、召使(イタリア人)が3人もいて、ひがなブラブラしたり
パーティーにでたりしている。
恋人はインドのベンガル知事にならなんとしている紳士。
一時の憐憫をかける若い男は、ドイツから亡命してきたオーストリア人。
プローポーズしてきた男はケニアに土地を持っていて
親の遺産で生きている遊び人。
イギリスは植民地をいっぱい持っていて
普通に「世界」を生活の舞台として生きていたんだね。

彼女は車も運転するし、
男の人との会話でも、性に対して非常にはっきりしているし
地位も名誉もお金もある恋人をあっさり振ってしまえるし
戦前の日本の女性と比べたら、しっかり自立している女性だなあ。
井の中の蛙の日本との違いをツクヅク感じた。

次は時代物が読みたくなったので、宮部みゆきの「震える岩」を読もう。