最近もうひとつの昼ドラマ「我輩は主婦である」にもはまりぎみ。
ミッチー(及川光博)が好きだから見だしたんだけど、
実際一番光ってるのは、ヒロイン斉藤由貴の
心の声をナレーションしている本田博太郎。
ヒロインの心の声なのに何故? 渋いオヤジの声なのか?
それは、ヒロインに夏目漱石が乗り移っているから。
初めて聞いた途端に「本田博太郎だ!」とわかった。
彼をキャスティングした人はセンス抜群だねー。
平幹二郎の代役で舞台でデビューして以来
「2時間ドラマ」や映画「北京原人」なんかでも
活躍している彼だけど、なんだかいまひとつパッとしない。
イメージは、ヤクザ映画の若頭のちっさいオジサンって言う感じか。
本当は二枚目で声にもかなり個性があるんだけどな。
で、本田博太郎が「我輩は主婦である。」と
苦虫噛み潰した勢いのナレーションを始めると
なんだか、とっても面白いドラマのような気が
してくるから不思議だ。
宮藤官九郎脚本。