横山秀夫「動機」読了。
「動機」「逆転の夏」「ネタ元」「密室の殺人」の短編集。
最近流行の横山秀夫なんだって。
なんだか私はすっかり毒されているみたいで
こういう小説を読むとすべて
「2時間ドラマ」の画面が浮かんじゃうんだよねー。
BGMに「火曜サスペンス」が流れる。
東野圭吾「変身」読了。
これは長編。
つっても、今のでっかい活字の文庫本で400頁足らずだから中編かな。
これ読んでて思ったんだけど
東野圭吾って筒井康隆を若いころ読んでて
少なからずファンなんじゃないかな?
時々チラチラと筒井康隆が顔をみせるような気がする。
筒井康隆よりもずっと理性的で優等生な文章の印象だけど。
私の独断と偏見ですので・・・。
今、坂口安吾「不連続殺人事件」読んでる。
中で登場人物の一人「あやか」の穿いているスリッパ
「パントウッフル」がどんなに可愛らしいのか知りたくて
ネットで検索してみると、
ちっともそれらしき可愛いスリッパは見つからない上に
ショックな事が。
坂口安吾「不連続殺人事件」が、ネットに丸々載っていた。
本を買わずとも読めたのだ。失敗。
グーグルが著作権の切れた作品はそんな風にするって聞いていたけど。
これからは古典は買う前にチェックだな。
この作品、登場人物が多すぎて何がなにやらわからなくなる。
50頁も読まないうちに、また頭の方に戻った。
そしたらまた、50頁くらいでわからなくなって
あらためて最初から相関図を書きながら
(3回目)読み進めることにしたよ。
でも、これでよくわかるようになった。