温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

福井・滋賀の旅 その1

金曜日から旦那が第一夏休みだった。

福井・滋賀と旅行した。
少しずつアップするよ。

家の玄関から約2時間で敦賀に到着。
涼しくて真夏の旅と思えない。クーラーも付けたり消したり。

港には海上保安庁の船が泊まっていたよ。

トイレを探して緑地公園を歩いたら、きれいな建物が。
金ヶ崎緑地休憩所だって。
なんだか見覚えのある顔の看板が。
「誰だっけ? この人・・・・・」

《人道の港 敦賀ムゼウム》

ムゼウム?
「ギョエテとは 私の事か? とゲーテ言い」
という川柳があるけど

「ムゼウムとはミュージーアムの事か? 何語?」

トイレを借りてホッとしたけど、
あっさり黙って出て行くムードじゃないので
二人分200円寄付して、二階の展示場を見学。

写真の人は、杉原千畝だった。どおりで。
テレビで何度か見たことがある。

ナチスの迫害から逃れる為に日本通過のビザを求めて
日本領事館にやってきたユダヤ人にたいして
領事代理だった杉原千畝が、国の命令にそむいて
何千通ものビザを発行して、多くのユダヤ人を助けたという史実。
国外脱出を果たしたユダヤ人たちは、シベリア鉄道から
ウラジオストク経由で敦賀港や舞鶴港へ上陸したのだそうだ。

当時4歳だったユダヤ人は、今年73歳なんだって。

その昔、日本からヨーロッパへの最短は、
敦賀港から船に乗ってウラジオストクに行き
シベリア鉄道を使うコースだったんだね。

気が遠くなる旅路に思いを馳せたりして
なんだかシミジミする良いムゼウムだよ。

敦賀港に駅が有った頃の駅舎だって。

そして昼ご飯。敦賀ヨーロッパ軒を探す。
ちょっと迷ったけど、遠くから見たらとっても目立つビルだった。

ヨーロッパ軒からのれんわけされた、敦賀ヨーロッパ軒の本店。
支店が何軒もあるらしい。