温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

母帰る。

母が帰って行った。
今回は、小松空港まで送って行って
ANAの窓口のお姉さんに「母が一人で帰ります。」と
ひとこと言ったらすべて気を遣ってくれて、
搭乗口を入るところから、女性スタッフが何人もバトンタッチで
羽田発の千葉に行くバスに乗り込む所まで付き添ってくれたらしい。
超割りの9800円で乗ったのに、大変申し訳ない。
駅に着いたら、そこからタクシーで家まで帰ればよいので
母はほとんど一人で歩く事なく帰りつけたので良かった。

GWに帰省した時に、3人で食事したレストランに置いてあったチラシで
デイケアセンターの存在を知り
予防介護として、筋肉トレーニングなどをさせてくれる事を知った。
これまで周りにそういう環境がなかったのでまったく知識がなかったのだが
デイケアセンターに電話した所、定員の空きがあるようで
要介護認定申請まで話がすすんでしまった。

母は、自分の足で歩く事ができるので
「予防介護として通わせてもらえればいいねー」程度の考えだったんだけど
なんだか、施設の人たちは、要介護認定させたいみたい。
77歳なので、自分でできない事も沢山あり、
いままでは近所の方たちに甘えてきたんだけど
行政で少し手伝ってもらえるならダメモトで申請してみようかと思った。
玄関外の階段に手すりを付けてもらえるかもしれないらしい。
さらに、ケアセンターに通うことで、母が少しポジティブになってくれれば
それに越したことないなと思う。

今回、母と街を歩いてみてつくづく、
街は、年寄りや身障者に不親切だという事を知った。
人間その立場になって見なければ解からない事もある。

イスが少ない、地面が平らでない、自転車が歩道を走る
路地を車が走る、通り道に車や自転車が止めてある。
そういう事がいちいち体が思うように動かせない人間には不親切で厳しい。
その分、母は近所の方たちや、客室乗務員さんや、
宅配便のお兄さんやらに親切にしてもらえるのだが。

私も、お年寄りや身障者の方たちには親切にしなければいけないなと思う。