温泉旅行と知多半島ランチ

温泉旅行と知多半島ランチをつづります。何故か料金を度々間違えられる、そんな星の下に生まれた女

新潟2日目のつづきのつづき。

結婚する何年か前に、私は母と「奥只見」に行ったことがある。
栃尾又温泉につかり、シルバーラインを抜けてダムに着いた時は
長いトンネルでの緊張でぐったりしていた。
季節は春先で、ダムの周りの山々はまだ雪化粧していた。
その美しさは今でも目に焼き付いている。

岩盤剥き出しのグロテスクなトンネルと雪山の美しさに

「これはここを舞台に小説がかけるな。≪シルバーライン殺人事件≫!」

と当時私は考えたけど、ここを訪れた人は同じ事を皆考えるのか?
真保裕一は「ホワイトアウト」を書いた。

そして今年、季節は夏。運転したのは旦那で私では無い。
ものすごく長く感じたトンネルも、人が運転するとそうでもない。
2時間くらいかかると思っていた道のりも30分ほどで到着した。

18km分もトンネルが有る。所々に霧がかかり怖かった。
ダム建設のために作られたトンネルなのだが、年齢はほぼ私と同い年。

奥只見ダムの外側。
映画のトップシーンはここから始まるのだが、
実際はこのダムは、当時イヌワシの生息などが確認されたことなどもあり
「観光やエンターテイメントのために使用できるような物ではない。」という
理由で撮影の許可がおりなかった。

で、「ホワイトアウト」のダムは、黒部のダムが使われたらしい。
名前も原作とは変えてあったそうだ。

ダムの内側。この一番底に発電機がある。

山はミドリ一色。やっぱり雪は無いねー。
ダム人造湖は日本一だったか? 世界一だったか? とにかく大きい。

まだちょっとつづく。