きょうは旦那は飲み会なので、夕方まで「バカの壁」をお風呂で読んだ。
「バカの壁」は、めっちゃ字がデカイ。
これも人気のいち要素か？
養老孟司氏の口述筆記だそうで、意味が解からない所もいっぱいあるんだけど
ナルホドと思うところも有る。
ＮＨＫについてのくだりでは、ソノトオリ！ヨクイッタ！と思ったのだけれど
養老氏が、たしか今年の元旦のＮＨＫの対談で
日本の知識人代表みたいな顔して出てた事を思い出し、ちょっと憮然とする。
そんな事はどうでもいいのだけれど、
中に「君子豹変す」という故事成語が出てきた。
最近は簡単に主張を変える、という悪い意味で使われるらしいのだけれど、
養老氏は、「過ちだと知ればすぐに改め、善に移る」という意味だと言っている。
それだけ柔軟な心を持っている人は、すなわち君子なのだろう。
私も頑固な婆さんにはなりたくない、死ぬまで学習して向上していきたいので
これはいい！ 是非「座右の銘」というやつに加えよう、と思う。
