きょうやっと母は帰って行った。
12日間はやっぱり長かったなー。
いい加減私も年だし、普段ストレスがない分、疲れる。
それに、ああやって転んだりするし。
後ろも見ないで後ずさりしたり、よろめいたりで、車に轢かれそうになったのもしばしば。
なるべくくっついて歩いていたんだけど、やっぱり油断している時もある。
そういう時に悪魔はつけいってくるんだよね。
まさに魔が差す瞬間だね。
母は「足元見てたんだけどねー」というが
99%見ていても、1%見ていなかった瞬間に怪我しているのだから
何にもならないと思う。
転んだ時も「ちょっとよそ見した」のだそうだ。
母によそ見する権利は、もはや無いと思うのだが、
やっぱり、よそ見したり、考え事したりして、注意がおろそかになる。
私の歩いている通りに、後ろを歩いてくれば、最低限つまづく事は回避できるはずなのに、違うルートを歩こうとする。
そうこうしている内に、
私も注意力散漫な年寄りになって、母のメンドウなんか見られなくなるのだろう。
私には先導してくれる娘はいないのだから、不公平な話だ。
来年はもう来させたくないな。
刺激になって、ボケ防止にはなるけど。
さっき到着の電話があった。
越後湯沢で、違う新幹線に乗ってしまったらしい。
お陰で1時間以上も遅く着いたらしい。
最後の最後までやってくれるよ。