(みずほ銀行の担当者の説明のつづき)
宝くじの当選番号は、1千万枚を単位とする「1ユニット」ごとに
存在します。「今年の1等は(1ユニットに1本で)74本」と
告知されていますが、これは発売予定数を74ユニットと
見込んでいるから。実際は、販売実績に比例して、
当選本数も上下します。
したがって、「大量の売れ残りが発生し、
その中にたくさんの高額当選がある」とは考えにくい状況のようです。
宮城県内の年末ジャンボ当選実績は、
平成15年が1等1本、平成14年が2等9本で、すべて換金済み。でも
『当選したのに、換金されぬまま時効(1年)を迎える宝くじが
多いんですよ。平成15年度は、発売くじ全体で
247億円もありました』(同行)
なんてもったいない!
これらは、発売元の全国都道府県および13指定都市に
収められるそう。」★
つまり
「売れ残り」は抽選前に回収して「無効処理」(無効の宝くじ)になるため
当選番号が発表された時点で、無効の券の中に当たりが有ったかどうか
確認していない、という事だ。
確かに当選番号発表と同時に「この一等は無効券です。」なんて
言ったら興ざめもいいところだもんね。
やはり私の想像したように
「一等の当選者で申し出をしていない人数」と発表されている人の中には
「売れ残り」の券だったという可能性があるようだ。
ただし、売れた枚数の実績に応じて売り出す枚数を決定するので
ものすごく大量に売れ残るということは無いらしい。
でも、何度も言うが「売れ残り」の中に一等が有る可能性はゼロでは無い。
しかも、「売れ残り」の中に一等が有ったかどうか確認もしていない。
つまり、しつこいようだが
「一等の当選者で申し出をしていない人数」の中には「無効処理」
された売れ残り券が含まれている可能性が有る、という事。
ちなみに「無効処理」された無効当選金を「○○億円もある」とかいうけど
大半は「面倒くさいから換金しないままになっちゃった」という
最下位の当選金なのだろう。
300円だって積もれば何億円だもんね。
そのお金は結局「胴元」である自治体に戻されるらしい。
結局私が言いたいのは
「当たったのに申し出ていない人がこんなにいますよー」的な
あおり文句に惑わされずに宝くじを買おう! ということです。