しつこいけど、もう少し「宝くじ」の話。
きのうも書いた「みずほ銀行宝くじ部」の人の話。
『具体的な数字は公表していませんが、多少の売れ残りはあります。
残ったくじは抽選前にすべて回収し、“無効処理”にするため、
当選番号が入っているかどうかは確認されません。
入る可能性がないとは言えないですが・・・』
なぜ?
「当選番号が入っているかどうかは確認されません。」なんだろう?
「無効処理」ってつまりコンピューターに
「この番号は無効だ」という事を入力して
金庫にくじを保管する(もしかしたら破棄するのかな?)
という事だと思うんだけど。
だとしたら「無効券」に当選券が入っているかどうかなんて
簡単に判明するよね。それをあえて確認しないのは何故か?
例1 もし「確認する」という方針に決めると、
万が一「無効券」の中に「上位当選券」が有って
「第○○回の地方自治体宝くじ○等は無効券でした。」
と発表したら、買った人に取っちゃ興ざめだし
キャリーオーバーもしないとなると
宝くじ自体のイメージも悪くなるよね。
その上
「まだ○人の上位当選者が申し出てません、
○○○億円の当選金が取りにこられてませんよー」
というアピール文句の数字を減らさなきゃならなくなって
アピール度も下がる。
例2 「確認しない」とは言ってはるが、実は確認していて、
実際に「無効券」の中に「上位当選券」が有ったとしても
あえて発表せずに黙っておく。
これが、何かのはずみで外部にもれると
痛くも無い腹をさぐられ
これまた宝くじのイメージがダウンしかねない。
例3 売れ残りはすべて回収し、処理した後は
いっさいこれには触れずそっとしておく。
無効券に当たりが入っていたかどうかは確認していないので
言及する必要も無いし、
「まだ○人の上位当選者が申し出てません、
○○○億円の当選金が取りにこられてませんよー」
というアピールも、「確認していない」のだから
堂々とできる。
だれが考えても、例3の途を取るよねー。当然だねー。